🎓命令文・Let’s文・感嘆文をマスターしよう!

英語の文には、相手に「〜して!」と伝える文や、「〜しましょう」と誘う文、
そして「なんてすばらしい!」と感動を表す文があります。
このページでは、それぞれの文の作り方と意味をわかりやすく・やさしく解説していきます。
すべて中学生レベルの文法なので、英語が苦手な方でも安心して読めますよ!


目次

命令文 — 「〜しなさい」「〜してください」

🔸基本文

  • You read the book.(あなたは本を読む。)
  • Read the book.(本を読みなさい。)

英語では、相手に「〜して」と言うとき、主語の You を省略して動詞から始めます。
つまり「Read(読みなさい)」のように、動詞の原形でスタートするのがポイントです。

💬丁寧に言いたいとき

命令文の前に Please をつけると、やさしい印象になります。

  • Please open the door.(ドアを開けてください。)
  • Please listen to your teacher.(先生の話を聞いてください。)

「Please」をつけるだけで、命令がお願いに変わります。英語ではとてもよく使われる表現です。

🚫 否定の命令文

何かを禁止したいときは、文の最初に Don’t(〜してはいけません) を置きます。

  • Don’t worry about him.(彼のことを心配しないで。)
  • Don’t run so fast.(そんなに速く走らないで。)

このように「Don’t + 動詞の原形」で作ります。
短いですが、英会話でめちゃくちゃ使える表現です。


Let’s 〜 で「〜しましょう!」

🔸基本文

  • Go to the station.(駅へ行きなさい。)
  • Let’s go to the station.(駅へ行きましょう。)

Let’s は Let us(私たちに〜させよう) の短縮形。
つまり「一緒に〜しよう」という気持ちを表すときに使います。

よし

「命令文」は一方的だけど、「Let’s文」は相手を誘う優しい表現です。


💬 Let’s の返事の仕方

相手の誘いに対しては、こう答えます。

  • Yes, let’s.(そうしよう!)
  • No, let’s not.(やめておこう。)

実際の会話でも

A: Let’s play soccer!
B: Yes, let’s!
のように、とても自然に使われます。


💡 be動詞の命令文

be動詞(am / is / are)の命令文は少し特別です。
Be + 形容詞 で「〜になりなさい」という意味になります。

  • Be kind to others.(他の人に優しくしなさい。)
  • Be quiet in this library.(この図書館では静かにしなさい。)
  • Don’t be shy.(恥ずかしがらないで。)

「Be + 形容詞」で性格や態度を伝える、日常でよく使うパターンです。


感嘆文① — What〜!(名詞に感動)

🔸基本文

  • That is a very beautiful garden.(あれはとても美しい庭です。)
  • What a beautiful garden that is!(なんて美しい庭なんでしょう!)

感嘆文(かんたんぶん)は、驚き・感動・ほめる気持ちを伝える文。
“Wow!” のような感情を、英語の文で表現できる便利な構文です。


✅ 作り方の型

👉 What + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞!

  • What a smart boy he is!(なんて頭のいい男の子!)
  • What colorful flowers you have!(なんてきれいな花を持っているの!)
  • What a funny story this is!(なんておもしろい話なんだ!)
  • What nice weather we have today!(今日はなんていい天気!)

☝️ “weather” のように数えられない名詞には “a/an” はつけません。


💬 コツ

「very beautiful」などの“very”を、“What”に変えるだけで、
一気に感情のこもった英語になります。
「ただの説明」から「生きた表現」へ変わる瞬間です。


感嘆文② — How〜!(形容詞・副詞に感動)

🔸基本文

  • The cat is very cute.(そのネコはとてもかわいい。)
  • How cute the cat is!(なんてかわいいネコなんでしょう!)

✅ 作り方の型

👉 How + 形容詞(または副詞) + 主語 + 動詞!

  • How amazing this movie is!(この映画はなんてすばらしいの!)
  • How fast he runs!(彼はなんて速く走るんだ!)
  • How well your brother plays the guitar!(お兄さんはなんて上手にギターをひくんだ!)

この「How文」は、気持ちの高ぶりをそのまま伝える表現。
英会話でも “How cute!” “How nice!” など、短縮形でもよく使われます。


💡 What文との違い

種類強調するもの例文
What文名詞を強調What a beautiful view this is!
How文形容詞・副詞を強調How beautiful this view is!

どちらも「感動」を伝える文ですが、
Whatはモノ(名詞)に感動、Howは様子(形容詞)に感動という違いを覚えておきましょう。


🌟まとめ:英語の感情表現をマスターしよう!

文のタイプ意味例文
命令文〜しなさいSit down. / Don’t worry.
Let’s文一緒に〜しようLet’s go out.
What文名詞に感動!What a nice day it is!
How文形容詞に感動!How cool this car is!

💬 編集者のひとこと

英語学習の最初の壁は「感情をどう伝えるか」です。
命令文・Let’s文・感嘆文は、中学英語でもっとも実践的な文型
この3つを使いこなせるだけで、会話がぐっと自然になります。

「Play the piano.」から「How beautiful the music is!」まで。
英語は「気持ちのことば」。
今日学んだ表現を、ぜひ声に出して練習してみましょう🎤

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