【中学英語】助動詞「can・may・must・should」の使い分け完全ガイド


目次

助動詞の意味・例文・疑問文・否定文を徹底解説!

はじめに

英語の「助動詞」は、動詞の前につけて意味を加える言葉で、「できる」「してもよい」「しなければならない」など、相手への伝え方がグッと広がります。このページでは、基本の4つの助動詞「can」「may」「must」「should」について、使い方・例文・否定文・疑問文の全パターンを詳しく解説します。

かおる

助動詞は会話でも文章でもよく登場する基本ワードです。
使い方の例をチェックしてみましょう。


助動詞 can / may の基本 

1. can「〜できる」「〜してもよい」

✅ 意味と使い方:

can は「能力」や「可能性」「許可」を表すときに使います。

✍️ 例文

  • I can eat Japanese food.
     私は和食を食べることができます。(能力)
  • You can borrow this book.
     この本を借りてもいいですよ。(許可)

📌【ポイント】can の後には動詞の原形がきます。主語が三人称単数(he, she, itなど)でも動詞に “s” はつきません。


2. may「〜かもしれない」「〜してもよい」

✅ 意味と使い方:

may は「推量(〜かもしれない)」と「許可(〜してもよい)」の両方を表せます。can に比べて少し丁寧な響きがあります。

✍️ 例文

  • It may snow tonight.
     今夜は雪が降るかもしれません。(推量)
  • You may open the window.
     窓を開けてもいいですよ。(許可)

⚠️【注意】「May I ~?」は丁寧な依頼・許可の表現ですが、使い方を間違えると偉そうな印象になる場合もあるので注意しましょう。


Emily

📌 can より may の方が少しフォーマルな印象!

Taro

😇「May I help you?」はお店でもよく聞くフレーズ!

must / should の使い方

1. must「〜しなければならない」

✅ 意味と使い方:

must は「義務」や「必要」「命令」など、かなり強い意味を持つ助動詞です。

✍️ 例文

  • You must wear a seatbelt.
     シートベルトを着用しなければなりません。(命令)
  • I must clean my room.
     部屋を掃除しなければなりません。(義務)
  • She must be tired.
     彼女は疲れているにちがいない。(推量)

📌【補足】must を使うと「絶対に必要」と伝える強いニュアンスになります。家庭内ルールや学校の決まりごとでよく登場します。


2. should「〜すべきである」

✅ 意味と使い方:

should は must よりもやわらかい表現で、アドバイスや「〜したほうがいいよ」といったときに使います。

✍️ 例文

  • We should visit our grandparents.
     祖父母を訪ねるべきです。(提案)
  • You should try this cake.
     このケーキを試してみたほうがいいよ。(すすめ)

📌【補足】「must=絶対に必要」「should=おすすめ」の違いを意識すると自然な使い分けができるようになります。


Emily

⛔ must は「絶対しなきゃダメ!」って強い意味!

かおる

❌“must not”は「ぜったいダメ!」って強い禁止!

助動詞の否定文

1. can の否定文

✅ 作り方:

can の後に not をつけて「〜できない」と言います。短縮形の can’t(キャント)もよく使われます。

✍️ 例文

  • I can’t ride a bike.
     私は自転車に乗れません。
  • My uncle can’t dance.
     私のおじは踊れません。

2. may not / must not の否定文

✅ 意味の違い:

  • may not は「〜してはいけない(禁止)」
  • must not は「絶対に〜してはいけない(強い禁止)」

✍️ 例文

  • He may not join the party.
     彼はパーティーに来ないかもしれません。(推量の否定)
  • You may not touch this painting.
     この絵に触ってはいけません。(禁止)
  • You must not use your phone here.
     ここでスマホを使ってはいけません。(強い禁止)

📌【補足】must not はとても強い言い方です。学校や公共のルールを伝えるときに使います。


助動詞の疑問文

1. can を使った疑問文

✅ 作り方:

Can + 主語 + 動詞の原形?
「〜することができますか?」という意味になります。

✍️ 例文

  • Can she ride a horse? — Yes, she can.
     彼女は馬に乗れますか? — はい、乗れます。
  • Can you play soccer? — No, I can’t.
     あなたはサッカーができますか? — いいえ、できません。

かおる

「Can you~?」で「〜できますか?」の質問になるよ。

2. may / must の疑問文

✍️ 例文

  • May I use your pen? — Sure.
     ペンを使ってもいいですか? — どうぞ。
  • Must I finish it today? — Yes, you must.
     今日中に終わらせるべきですか? — はい、そうです。

📌【補足】must を使った疑問文には “No, you don’t have to.”(その必要はありません)という答え方も覚えておきましょう。


まとめ:助動詞の意味と使い分け

助動詞意味例文
can〜できる、〜してもよいI can cook pasta. / Can you ski?
may〜かもしれない、〜してもよいIt may be sunny. / May I go home?
must〜しなければならないYou must wear shoes. / Must I pay?
should〜すべきである、〜したほうがよいYou should rest. / Should I try it?
could〜できた、〜かもしれないI could run fast. / Could it be true?
would〜だろう、〜したいI would like coffee. / Would you come?
shall〜しましょうか(提案)Shall we start? / Shall I help you?
might〜かもしれない(mayより弱い)It might rain. / Might she know?
ought to〜すべきであるYou ought to be kind. / Ought I help?
have to〜しなければならないI have to leave. / Do I have to go?
need to〜する必要があるYou need to study. / Do I need to call?
used to以前は〜していたI used to swim. / Did you use to play?

おわりに

助動詞は英語の「基本のチカラ」です。たった一語で文の意味がガラッと変わるので、意味・使い方・否定文・疑問文の4パターンをマスターすれば、英会話も英作文も一気にレベルアップします!このページを何度も読み返して、自分のものにしていきましょう💪


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